塾長の声

松原六丁目教室 →【教室HPへ】

(東京都世田谷区)平成22年6月開校
塾長 赤坂 明美

1. 教室の所在地・環境

 小田急線で、「梅ヶ丘」もしくは「豪徳寺」で下車。閑静な住宅街の一角に教室があります。
 教室の外観、装飾は地域にふさわしく落ち着いて品のある佇まいになっています。内部の備品や机の配置、 自習スペースの雰囲気など清潔感や季節感を大切にしている、整理整頓の行き届いた教室です。

2. 塾経営のきっかけ 

 塾経営のきっかけは「わが子の受験」でした。当時わが子が、通っている塾の寝ずにやってもやりきれないほどの宿題を抱え、 それでも懸命に勉強する姿をみて、感じることがありました。
 そのような経験から、「お金儲けに走ることなく、子どもたちや保護者の力になりたい」その思いで教室づくりをしてきました。

3. 現在の教室状況

 2010年6月開校。今年で足掛け4年目になります。教室充実のため、早稲田育英の他の教室を訪問して勉強したり、競合他塾の研究をしたり、 私立高校の学校説明会に足繁く通って情報を収集しています。講師にはおそろいのブレザーを着て授業してもらい、誰の目にも先生らしい服装にしています。
 保護者との面談では生きた言葉で高校の情報を伝えられるようになり、信頼して子どもを預けてもらえるようになりました。 今年はすでにICU高校に合格している生徒もいます。厳しい成績の生徒も、高校訪問でできたパイプの私立高校に合格しています。 何も奇をてらう必要は無く、生徒・保護者の目線に立って、愛情深く、真摯に誠実に学習塾としてやるべきことに徹し、女性らしい感性を心がけています。

4. 生徒の学力UPのための教室独自の試み

 単語や教科書の音読など普通のことをきちんとやる、普通に勉強ができる子ども、生徒を育てる。
 それには、「まず、とにかく塾に来てもらうこと。」そのために自習スペースを開放し、教室に自習に来てもらいます。 教室にたくさん来て自習する生徒は成績も伸びるし、上がります。しかし塾に遅刻してくる、すぐ帰る生徒は危険信号です。 一早く察知していつもより深く生徒とコミュニケーションを取るようにしています。

 こんなエピソードがあります。
 夏休みが終わって間もなく、父親に連れられて中3の男子が塾に来ました。 私立の中学から公立の中学に転校し、成績は「2」にお情け程度の「3」が1つ2つ。全く勉強せず、宿題もやってこない。 「電車の中に置き忘れた」などと嘘をつく。授業態度も良くない。
 ある時、塾に入っても全く勉強せず、携帯ばかりやっているので、痺れを切らした父親が怒って携帯を取り上げました。 ところが、別の携帯を持っていて父親に隠してそれで遊んでいました。しかしそれも発見され、塾を止めさせることになり、一旦退塾に。 その夜、生徒本人に電話して、「これまでのことをお父さんにもう一つの携帯を渡して謝ってみなさい。」と説諭しました。 本人は言われたとおり素直に父親に詫び、次の日、喜んだ父親から電話があり、復塾することになりました。
 しかし、いつものように塾にやってきたその生徒はケロッとして、勉強に集中することもなく、相変わらずでした。 それを見て、私はこれまでにない声と表情でその生徒を叱りました。「何も変わらず、そんな様なら、塾に来るな!」とまで言いました。 周囲の講師たちも驚き、ドン引きするような凄まじい勢いだったようです。
 その時の生徒の表情は今でも記憶に新しいのですが、その時を境にその生徒は変わっていきました。 内申に限界があったので公立の都立高校は中堅の松原高校合格でしたが、私立の駒場学園高校に進学。 合格してすぐの転コーステストで特進コースに変更になりました。高校に入ってしばらくして塾は卒業しましたが、 今では特進コースの首席、一番を取る成績になっています。

 東京大学を狙う生徒が通う数学塾に合格して通うほどになり、ときおり塾に顔を出しては、 「塾長に怒られるまでの俺は本当にアホだった。何もわかっていなかった。今は勉強が楽しいし、大切さも分かっている。」と話していきます。 本気になった子どもの学力がある日、豹変したように伸びることをまざまざと見せられ、人間的に伸びていく様をこの子に教えられました。

 塾長をしていてよかった。この教室の講師第一候補だ、と思っています。

5. 面倒見力地域一番塾の実践例 

 生徒の成績管理はパソコンではもちろんですが、 塾長独自のノートで細かく管理、内申と偏差値、受験校、合否の結果は一目で分かるように記録し、 いつも手近に置いて生徒・保護者とコミュニケーションを取っています。
 生徒にはポイントカードを持たせ、成績の伸びた生徒、休まず塾に来た生徒、 宿題を忘れなかった生徒には、それぞれに応じたポイントをあげて、ポイントが貯まったら、ノートや文具類をあげています。 あげるものは学習塾に相応しいものを選んで準備しています。 成績の下がった生徒は、その子と文字通り膝を交えて話し、その子一人のための一週間の勉強スケジュールを組んで教室に来させて指導します。  また、定期テスト前には、塾長自ら主要教科はもちろんですが、それ以外の音楽や書道などの面倒をみて、少しでも成績UPをさせるようにしています。

 独自の取り組みは、受験生の面接カードです。 英単語の暗記カードのように、面接で予想される質問事項を表に、その答え方を裏に書いたカードを、一人ずつ人数分作成して受験まで持たせます。 生徒たちはそれをお守りのようにボロボロになるまで受験のたびに持ち歩いています。

6. 講師育成のための取り組み

 講師は、駒場東大前の東大キャンパスが近いことがあって、東大生が多くいます。 しかし、三年生になるとキャンパスが文京区の本郷に移るので、二年で退職するケースが多く、 先生としてやっと一人前、いい感じになってきた時に退職されるのは、次の先生になって大変なこともあるので厳しいところです。 ただ、三年生の途中で抜けられるのはもっときついので、切り替えを上手く考えて講師配置をしています。

 このようなこともあって、大学生だけでなく、社会人のアフターリークのほうも考えています。
 現在は新しい先生が多いので、授業前に打ち合わせと軽いミーティング、生徒の状況伝達を行って意思統一を図っています。 もちろんお揃いのブレザー制服着用で授業に臨みます。

7. 今年の目標

 高校生の指導力と大学入試の研究、そして塾として信頼に足りうる進路指導実現のため、昨年にも増して私立高校を訪問し、パイプを強力にしていく。
 また、これまで通り、塾としてやるべき当然のことを、基本に忠実にやって、何があっても揺るがぬ教室づくりを心がけていきます。

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富木教室 →【教室HPへ】

(大阪府高石市)平成15年10月開校
塾長 重松 由憲

1. 教室の所在地・環境

 富木教室は、大阪南部にある政令指定都市堺市に隣接している、高石市にあります。 JR阪和線富木駅からは、徒歩3分のところに教室はあります。富木駅は各駅停車しかとまらない小さな駅で、乗降者も少なく、 周辺の小、中学校の生徒数もあまり多くありません。そのため、学習塾が駅周辺には、個別指導塾が1件 、少人数制の個人塾が1件しかありませんでしたがこの数年で個別指導塾と集団指導塾が各数件開校しました。

2. 塾長を引き継いでから今日まで

 前塾長が結婚を機に退職して私が平成21年3月から塾長になりました。 引き継いだ時は、中3生の退塾もあり、18名からのスタートでした。 そこで、最初の1年は、スタッフと良い関係をつくり、保護者から信頼される塾長になることに努め、しっかりとした運営の基盤をつくることを心がけました。そして、2年目からが本当の勝負だと思っていました。

 結果としては、集団授業の新設や授業参観、成績不振者のフォロー等、1年目にまいた種が上手く花開き、 そして、スタッフの全面的な協力もあり、平成23年夏期講習には、生徒数は52名(中3生9名)と大幅な増加になりました。 これも塾長代理や講師の方々のおかげであると思っています。平成25年1月現在で43名が在籍しています。

3. 今までの塾の取り組み

 ここでは、私が教室の運営において、心がけている取組みを5点ピックアップします。

・代理、講師との積極的なミーティング
  数ヶ月に一度、スタッフ全員とミーティングを行っています。その場では、スタッフとの情報交換はもちろん、 悩みや、不満なども話し合っています。話し合うことにより今まで見えてこなかった、塾の問題点、改善点などが確認でき、 今後の塾の運営に有意義な取り組みができるようになりました。

・講師参加のポスティング
  講師たちにポスティングをしてもらうことにより、生徒を獲得する大変さを分かってもらおうと思い始めました。 講師にポスティングをしてもらった結果、講師が以前にもまして、一人ひとりの生徒を大切にするようになりました。 また、ポスティングを行うことにより、地域の特徴を肌で感じてもらい、講師が生徒の指導に活かすことができました。

・月1回の保護者への連絡
  こまめに保護者に連絡を取ることにより、保護者が考えているニーズをキャッチすることができます。 そして、保護者と親密になることにより、当塾の考え方を伝えることができ、長期的スパンで生徒を任せてもらう一助になります。

・定期テスト後のアフターフォロー
定期テストの結果がでて、特に成績不振者には、必ずフォローの電話をいれ、土、日を使って補習をしています。 この補習は、次回のテストでより良い点をとるようにしっかりとした学習の基礎をつくるとともに、 保護者や生徒に対して、生徒に親身になる塾であるというイメージを持ってもらうことに貢献します。 その結果、口コミでの良い噂が広がるようになりました。

・コンピューターテスト成績優秀者の貼りだし、及び表彰
  塾内での競争心を煽り、塾の活気づけに貢献しています。講師陣にしても、自分が担当した生徒が、 他の講師の担当した生徒よりも良くなっているか気になるようで、講師間の競争にも貢献しています。 今年の中1、中2生は成績の良い生徒が多いので期待しています。

4. 集団クラスの開校、授業参観

 塾に来ている生徒は、受講している英、数の2科目はテストでそこそこの点数がとれていましたが、 受講していない理、社、国の3科目はテスト前にしか勉強しないので、なかなか点数に結び付かないことが問題でした。 ただ、保護者からすれば、5科目受けると費用がかかるので、理、社、国の3科目は受講しづらいという状況でした。

 そこで、当教室では、生徒の成績と保護者の状況を鑑みて、最初は土曜日に中3生のみ理(80分)、社(80分)の集団クラスを有料で開講しましたが次年度より次のように変更しました。
 中学生全学年通常週二回受講している生徒さんは無料で土曜日理科(40分)、社会(40分)の授業を受講できるようにしました。 教室のスペースの都合上定員を8名にしたのも良かったのか反響はかなりありました。 全学年定員になり現在では待機してもらっている生徒が数名います。

 基本的には、申し込み順にしましたが、一つだけ条件をつけていることがあります。 それは小学生から通塾している生徒さんを優先するということです。また保護者の方にも生徒たちが頑張っているところをみていただきたいと思い、 授業参観も実施しました。保護者の方も、子供に負けないように頑張らないと、という気持ちになってくれました。

 この集団クラスの授業は結果として、私たちが考えている以上の効果を生徒、保護者、そして教室にもたらしたと思います。

5. 今後の課題

 教室のキャパを考えると50名が限界だと思うので毎年この人数をキープできるようにしていきたいと思っています。 その為に今後必要なことは以下だと考えています。

① 講師の授業スキルアップ
個別指導担当の講師は以前にくらべればスキルはアップしてきたように思えますが、更に板書の仕方に工夫を加え、 授業のスキルアップを図っていこうと思っています。板書は商品であることを理解してほしいと思っています。

② 保護者と連携
成績不振者等問題のある生徒の保護者とはよく電話で話をしますが、問題のない生徒の保護者とは あまり連絡をとれていないので注意しなければなりません。面談時にしか話をしないのは論外です。

 保護者と面談する際、講師を同席させています。さらに保護者を安心させられるような会話ができるように鍛えていこうと思っています。

6. 最後に

 教室の広さでは他塾には勝てませんが、面倒見の良さではどこの塾にも負けないようスタッフ一同一丸となってめざしています。

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稲城長沼教室 →【教室HPへ】

(東京都稲城市)平成20年5月開校
教室長 田島 貴樹

教室長自己紹介

 新年明けましておめでとうございます。稲城長沼教室の室長の田島と申します。この教室は開校して今年で6年目を迎えてました。 昨年より私が教室長として運営しており、現在は40名前後の人数で毎年推移しています。

 担当直後、講師が新旧交代の時期で半数近くが代わりましたが、幸いながら卒業生が講師として戻ってきてくれたため、その穴を埋めていただきました。

 講習前のチラシ配布はもちろん、HPも設け、そのおかげで資料請求や外部の問い合わせが徐々に増えつつあります。 このような幸運に恵まれ、私自身も室長として踏み出すべく、新しい試みをこの数ヶ月展開してきました。

Q. 教室の環境・地域性は?

A.  東京の稲城市にある当教室は、南多摩地区の東端にあり、東京都心の新宿から西南に約25キロメートル離れて位置しています。 JR南武線稲城長沼駅を中心に、南北に縦断する都市計画道路が計画配置され、商業・業務・サービス施設を主体とした駅前中心ゾーンと住宅地に囲まれた土地です。

 この地域の特性は、一種独特のなものがあります。市というより、町の丁目が各々自治的で個性的な風貌を呈しています。 自然も豊かで、そこに暮らす人達も、大変素朴で、誠実で実直です。こんな地で許容される塾が稲城長沼教室です。 地産の講師が教えるからとてもローカルで馴染み深い先生と評判です。室長自らも、地域のボランティア、 親睦会や忘年会に参加すれば新参者も馴染みの顔になります。他塾の交流もスムーズです。冗談でも、 「孫を田島くんの塾に入れるよ」なんて一言がでてくればもはや地域の顔です。生徒やその保護者など地域の声を直に聞けた時の喜びはまた格別です。

 欲を言えば、認めていただいた喜びを講師と共有できたらこの上ない幸せでしょう。 まだまだ先のことですが…今はこの『一体感』を味わうために、目標を掲げて、日夜頑張っています。

Q. 教室独自の取り組みはされていますか?

A.  紹介キャンペーンやイベントなどを開催していますが、当教室の特別な取り組みとしては、以下が挙げられます。

①『新試験対策』として、「理社20点アップ」と称して集団授業で対応
 定期テストのある中学生を対象に、机を多数並べて学校の教室のような配置を組み、講師が前に立ってテスト範囲の要点を解説します。 移動ができるキャスター脚付のホワイトボードを3枚横に並べ、板書スペースを広くとって、 後ろに座っていても文字が見やすいように大きく目立つようにして板書します。

 教科ごとに講師の担当を振り分け、前もってテスト範囲を再勉強してもらい、レジュメも作成してもらうように徹底させます。
 当日は、そのレジュメに沿って、生徒たちはそのレジュメを使用しながら解説を受けるので、何を学習しているのか明確です。

 また、内部生はもとより外部生にも門戸を開いています。
 内部生に対し、補講が行われる2週間くらい前からテスト対策補講実施を知らせるチラシを配布します。 そこには参加申し込み券が切り取れるようになっており、内部生の友人を自由に連れてきてよいと許可を出します。 補講に参加した生徒に対し、塾に入るよう強要することはありません。

 ただ、こうした取り組みに触れ、教室への親しみを覚えてもらおうという意図です。 前回の補講では計8人の外部生が参加し、また参加したいという声を聞くことができました。入塾のタイミングは親の意向もあります。 塾の案内を渡すことはあっても、必要以上に声をかけることはありません。

 その場には、他塾に通っている生徒もおり、周辺の塾ではこのテスト対策補講を中3生限定にしているところもあったようです。 そうした意味では学年全体に向けて実施する、当教室の魅力を感じさせることができたのではないでしょうか。

②『無料模擬試験』の実施
 当教室では都立の入学を希望される生徒が多数います。その中で入試の演習というのはとても重要になってくることですが、 そのために東京都であれば、実際の都立入試を模したVもぎやWもぎなどの外部模試があります。

 ただこの模試も所与の理由により、生徒によって受けたり受けなかったりでデータが統一して取れなかったという状況がありました。そこで日曜日を使用して、 Vもぎの過去問を教室で解かせ、その試験結果を取りまとめました。

 そこで得られたデータは、本人の弱点・克服課題をあぶり出し、さらに面談での活用もしています。

③検定試験対策(漢検、英検二次対策など)
 早稲田育英ゼミナールでは漢字検定が受検できる準会場に指定されています。 その強みを最大限に生かし、漢字検定用のプリントを用意し、検定受検する生徒には徹底して学習させ、必ず合格できるように毎週テストを行い、点数をデータとしてまとめます。

 こうして進捗状況を分からせることで、生徒のやる気アップに繋げ、高い合格率を誇るようになりました。これは前塾長の時代からこだわって貫いてきた方針です。

 また、英検二次試験は試験官と受検生の1対1面接で、面接中の指示・質問ともに全て英語です。はじめて受検をする生徒が困らないよう、 教室でシミュレーションを行い、実戦感覚を身に着けさせます。このように生徒自身が対策を打つには難しいところに、ケアを施します。

④自習スペースの開放
 家庭で学習するより塾に来た方が集中しやすいとの理由で、中3生が自習をしによく教室へ訪れます。
 ただどうしても隣で授業が行われている関係で、雑音が気になり、敬遠する生徒もいました。 これはたまたまだったのですが、講師のスケジュールの関係で、木曜日が最後のコマを含めて2、3つの授業しか組めない状況で、比較的静かな環境が整ったのです。 そこで、静かな環境で落ち着いて勉強したいと考える生徒たちに木曜日に来ることを促したところ、好評価が得られました。

 今では優秀な生徒たちが自習に来るようになり、分からない問題を教えてあげるような場面にも遭遇します。騒がしくなってはいけないので、 そういう場合は注意を与えますが、勉強が苦手な生徒の意欲も上がっているのを感じています。

⑤今後実施予定の企画
 現在は、冬期講習の七時限目を使用して『都立数学計算力アップ』を無料で五回実施することを計画しています。 その他、生徒のニーズに合わせたイベントを次々に開催する予定です。

Q. 生徒に対する接し方で留意していることは?

A.  当然のことですが、まず日々の授業をしっかり行うということです。

 しっかり行うというのは、授業を真面目に教えるということだけではありません。成績アップのためには家庭学習という自立学習が必須です。 毎回宿題を提示しては、やるやらないのチェックに加え、不振を極める生徒には補講の機会を持ちます。 当教室の講師陣は生徒たちの学習態度について真剣に向き合い、約束を守らない生徒には厳しく叱ります。 かといって、授業もスパルタ一辺倒かというと、そうではなく、授業内は生徒を必死で応援し、できたこと・達成できたことにはしっかり褒め称えます。このような使い分けが上手くできることが非常に大切です。

 また、テストで不振だった生徒や教室の入口から重い表情で入ってきた生徒に対しては、声掛けを行います。 場合によっては生徒面談を実施し、本人の不安や迷い、時には孤独感を解消するように努めます。そうした精神的なケアをすることも大事なことでしょう。 家庭の事情で親御さんの温もりが薄いと感じる生徒なども、心の支えになれるよう真剣に生徒の声に耳を傾けます。

 公私立学校でも臨床心理士などのスクールカウンセラーを配置し、生徒や保護者の抱える悩みを受け止め、「心の専門家」を積極的に活用するところが増えています。

 私塾においても、そのような役割の一端を担い、さらに臨床心理士などの手法を模倣してその手段を高度化、体系化できれば、周辺の塾と比べて一歩抜きん出た存在になると思います。これは行く行く目指していきたいという願望ではありますが。

Q. 保護者に対するアプローチは??

A.  本部からも指導を受けていますが、講習前の面談は必ず実施し、教室内の状況、学習状況、今後の展望等について、丁寧に説明させていただいています。 テスト結果の推移を見ながら、今後どのような学習スタイルを貫けばよいのか、また、保護者からの声というのを真摯に受け止め、授業内外に反映させていきます。 また、気になる生徒のご家庭には電話かけを行い、塾に対する評価を聴取し、こちらの不備である点などを修正していきます。こうしたコミュニケーションの機会を多く持つことが重要だと思われます。

 他にも、ご兄弟で入塾された方には入塾金を無料にすることはもとより、設備費や授業料を割引したりと、兄弟がそろって通塾しやすいようにサービスを施します。 頑張ってほしい生徒などには、通常授業や講習会などで1対1~2になっているコマなどに呼んでサービス授業を組むなどして、授業料以上の満足を与える工夫もしています。

Q. 今後に向けての抱負についてお聞かせください

A.  まず、『受験生の完全合格!』です。そして何よりも、講師の教務力のアップをめざします。 教育の日々ですが、まずは私自身が率先垂範、「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、 誉めてやらねば人は動かじ。」です。 私の信条は『楽しみながら改善、そして目標達成』苦しい時こそ、必ずチャンスがあり改善のヒントがそこにあります。苦境は発明の母なのです。

 最後になりますが、もう一言いいでしょうか。教育ニュースの「地域一番塾を目指して」のコラムこそは、早稲田育英の確固たるコンセプトであると考えています。 「教育」という文字は二文字ですが、それを実践するには長い時間がかかります。1人の人間をていねいに徹底して手掛けていく。 そのためには、生徒や保護者のためにやれることはすべてやりつくすことです。出し惜しみすることなく…。ただひたすらに…。

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